皆さんは日常会話の中で、話が途切れてしまったりなかなか続かないという悩みはありませんか?
家庭・会社・学校・サークルなど場所を選ばず、私たちは会話によって人間関係を築いていきます。そんな中、
「相手が話に乗ってこない」
「次の会話の種が思いつかない」
「なかなか会話を盛り上げることができない」
と、会話をすることに不安を感じたまま生活をしていると、他人と関わる事が煩わしくなってしまい、豊かな人間関係を築けなくなってしまうかもしれません。
しかしこれからお話しす3つのルールに則って会話をすれば、貴方のこうした悩みを解決できます!
一緒に「会話がデキる人」を目指しましょう!
まずはとにかく相手の話を聞こう!
え?どんどん話して会話を弾ませるんじゃないの?
そう思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実は会話においては「話す力」よりも「聞く力」の方が重要な場合もあるのです。
特に会話に自身のない人ほど聞く力を身に着けることから始めてください。
ポイント1:人は「自分の話を聞いてほしい」生き物
人は誰しも「自分の気持ちを分かってほしい」という強い思いを持っています。
人は自分の気持ちを言葉にして相手に伝え、それを理解してもらえた時に大きな喜びを感じるのです。
このことを理解していないと、以下のような会話をしてしまいます。
実はさ、会社を辞めようと思ってるんだ・・・
そうか、いい退職代行サービス教えようか?
・・・
これでは会話は一切続きません。
なぜならAさんがBさんに話をしたのは、『退職の仕方を聞きたいから』ではなく
『退職しようと思った理由や出来事を話して共感してほしいから』です。
この時「なんでやめようと思ったの?」「大丈夫?」など、相手の気持ちを思いやる言葉をかけることができれば、相手は自分の気持ちをわかってくれた喜びでいろんなことを話してくれるでしょう。
そしてそのまま話を聞いているだけで、貴方は相手にとって悩みを聞いてくれる信頼できる人になっていくのです。
ポイント2:うなずくことで聞いているアピール!
人が話をしているとき、聞いている人の反応をとても気にします。
相手が一生懸命話しかけても全くの無反応だと、
この人、俺の話に興味がないんだな・・・
と否定的に受け取られ、次から話しかけてもらえなくなってしまうかもしれません。
貴方は話しかけられたとき、きちんと反応しているでしょうか?
「話を聞いていますよ」というサインを送るため、うなずいたりしていますか?
聞き上手な人は相手の会話内容に合わせてリアクションの回数、強弱に変化をつけています。
身近にいるコミュニケーション上手な人の会話に注目して聞いてみてください。
「うんうん」「へぇ~」「それで?」「そうなんだ!」など、いろんなバリエーションで会話に反応していることがわかると思います。
「聞く」とはただ耳で言葉を拾うのではなく、体全体で相手の言葉に反応することです。
うなずき一つ加えるだけで、相手は一気に話しやすくなるのです。
ポイント3:沈黙を休憩時間ととらえる
会話が苦手なコミュニケーション弱者が最も嫌うもの、それは『沈黙』です。
話をしていると突然現れる無言の時間。
(は、早く次の話題を見つけなきゃ!!!)
と頭をフル回転させて考えるもいい案が浮かばず、焦りのあまり不安になってしまいます。
貴方がその状況に出くわしたとき、おそらく表情をこわばらせていることでしょう。
相手はその表情を見て、まるで自分が拒絶されているかのように感じ、不安が相手にも伝わってしまうのです。結果、会話が完全に止まってしまいます。
沈黙が訪れたときに重要なのは、不必要に焦るのではなく『ゆっくりと相手の言葉を待つ』ことです。
会話を続けることに貴方が焦りを感じていないことが相手に伝われば、相手はゆっくり考えをめぐらせて、次の話題を見つけることができるでしょう。
そう、沈黙とは『次の話題を見つけるための休憩時間』なのです。
もししばらくたっても次の話題が出てこないようなら、外の景色を眺めているような感じで目線をそらしてしまいましょう。その後どちらかが話題を見つけ次第、視線を戻しましょう。
とにかく沈黙が訪れても焦らない、リラックスする。これが沈黙を克服する第一歩なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
会話上手になるための方法として、明日からすぐにでも実践できる、簡単な三つのポイントをご紹介いたしました。
1.相手の話を聞き、共感してあげる
2.相手の話にきちんと反応する
3.沈黙が訪れても焦らない
これらの方法を実践するだけで、貴方のコミュニケーション能力は劇的に改善するはずです!
ぜひ実践して、いろんな人と良い関係を築いていきましょう!
また今回は『聞く力』についてお話しましたが、さらにレベルアップした『話す力』についても今後取り上げていこうと思います!
最後まで読んでくださってありがとうございました!
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